わりと昔からある英文解釈の本としては有名な本です。評判もなかなか良いようです。難しいという評判もありましたので構えて取り組みましたが、知らない文法事項を解説してる箇所は途中まで読んだかぎり僅かでした。驚いたのが一つの例文につき徹底的に品詞分解して文型を明らかにしているところです。これは従属節やTO不定詞、過去分詞などでも同じです。例えば過去分詞としてSを修飾する形容詞の働きをしていると同時に過去分詞に続いてる名詞に対しては何の文型かといった事がしっかりと書かれており。この文のこの動詞は名詞が後ろに二つつくので過去分詞が取り得る文型ではない、従ってこれが述語動詞となる。といった丁寧が解説が丁寧にされています。そこで誤読を防ぐ勉強としては、この通りに品詞分解していて読んでいてはとてもリーディングスピードが間に合わないので、まず例文の構造をしっかりと理解したうえで、英文の意味が分からない文に出くわした時にこの本で学んだ事を思い出して、どこに注目すれば文の構造が明らかになるか頭を使ってみる事が必要なんだと思います。私はここに出てくる例文を丸暗記するのはちょっと退屈すぎて無理ですが、そういう使い方なら出来るのじゃないかと思って読んでます。
ところで文字はCraftでメモしたい内容は打つのですが矢印が複雑になるので、構文分析の図解はiPadのGoodNotesで書いているのですが、CraftのiPadに挿入したイメージがMac版に反映される速度にはビックリしました。なるほど、これだけの編集毎のサーバーへの情報の書き込みを行っているのなら有料になるのも当然です。色々なエディターを試して見ましたが、私にはCraftのシンプルさとiPadの連携の素早さが一番合っていました。Notionのページを新しく開くと色々な項目を作るサジェストが並んでいるのですね。全然、テキストエディターっぽくない。それでNotionにもデータベースにもの凄いトラフィックが発生していると思えますが、それでも無料を続けているところはやっぱり凄いと思います。これはサーバーサイドのプログラムを書いた人にしか理解するのが難しいことかもしれませんが、Craftの料金はサーバーへのデータのアップデートの多さを考えたら全然安いぐらいですよ。普通のエディターと比べて料金が高くて乗り換えられないとお考えの方は、クロスプラットフォームのスムーズな連携にお金を払う必要性が自分にあるかどうかで判断したほうが良いと想いますが。
という事でこういうノートをいっぱいCraftに貯めています。著作権の関係でぼかしてあります。