これまで研究社オンラインディクショナリー(KOD)を活用してきたのですが、日本語のシーソラス辞書を探しているうちに物書堂の辞書アプリが評判良い事を知って物書堂の辞書アプリに移行してしまいました。ちなみに日本語シーソラスとしては「てにをは辞典」という紙でしかない本が評判が良かったのですが、今更、紙の辞書を引くかどうか分からないので探すのを諦めてしまいました。最初はコンパスローズ英和とOxfordAdvancedLernersDictionaryを選択したのですが、コンパスローズは文法解説は非常に良いものの、翻訳者が用例を引くのによく用いているジーニアス英和大辞典と比べると収録語数が少ないうえに音声データも付属していないという事とOALDは今まで使ってたCambridgeDictionaryよりもくどい感じがしました。という事でAppleに返金申請をしているのですが、次にあげる辞書を買い直したので、返金申請が通らないと大損です。初回の申請は必ず通るらしいというのがネットの噂ではあります。買い直した辞書はネットでは使えないジーニアス英和大辞典とCollinsDictionaryです。ジーニアス英和大辞典は収録語数が多く用例も多いため学習段階からプロの翻訳者になっても使える辞書として評判が良いので購入に至ったのと、どうせ利用するなら英英辞書も串刺し検索したいので、OALDよりも安いCollinsにしました。今でもストレートな表現はCambridge英英のほうがすきなんですけどね。下に表示しているのは海野さんの辞書をEB Macで表示したものです。物書堂の辞書もEB Macも一番嬉しいメリットがクリップボードに文字列が入ると、その内容を勝手に検索してくれる事がある機能がある事です。今までいくつものオンライン辞書をスクリプトを書いて検索していた手間が嘘のようで、今回買った物書堂の2つの辞書と以前から持ってたEbMacの辞書がコピーで同時に検索がかかるんです。これはオンラインの辞書にはない、とても大きなメリットで、今後、辞書を買い足しても全部一度に検索出来るので、リーダーズと研究社大辞典も買うことになるかもしれません。でもこの2つの辞書、ちょっと性格が似通っていて使い分けが難しい気が私はしています。思い切ってランダムハウスを買って、プラスでリーダーズか研究社英和大辞典を買うほうが性格の違う辞書を揃えるかなと思ったりもするのです。そこらへん、今回のような選択間違いによる返金でちゃんと返金するかどうか焦燥感を感じるような事態にならないように慎重に選んでいきたいと思います。あと辞書はサブディスプレイに並べて揃えたいのでロゴビスタにしかない辞書を買った場合は置く場所が面積的に厳しい点が気がかりです。IT用語辞典とかはあっても良いかなと思ってますがなくても、最近の英和辞典はIT用語も積極的に掲載するようになってきているので大丈夫かもしれませんね。というわけで、余計な散財をしてしまったものの、探すきっかけになった日本語シーソラスになる本かアプリはどうするかはまだ決まっていないのでした。
Web辞書からデスクトップ辞書アプリに移行したわけ
Web辞書のKODからデスクトップ辞書アプリに移行した経緯を書きました。
