プログラミングで厚い本を読むようになってから電子書籍でしか本を買っていない。その分厚さを意識しないで読めるので、厚い本でも挑戦しようという気概になれるのが電子書籍の良いところだ。そして思い立ったら直ぐに買って読めるというのも当たり前だけど、慣れると本をいちいち買いに行かずに電子書籍で買ってしまおうと思わせるポイントだ。幸いにして私はiPadAirもKindlePaperWhiteも所有しているので、買った電子書籍が見づらくて困るといったことはない。日本語の書籍はDRMのかかったKindleでの販売があるが、海外の出版社はkpubかpdfか選べて、文字を選択して辞書を引くのも楽に出来る。Kindleの書籍もDRMを外してkpubに変換する方法があったりする、あまり大きな声では言えないが。そんなわけで、Linux環境ならばKpubも問題なく読めたりする。電子書籍に慣れてしまうとページを開いておくために押さえたり、ディスプレイと書籍の視線の行き来をしながら本を読むことが面倒になる。といいことばかりの電子書籍だが、簡単に買えてしまうからこそのデメリットもある。つい必要もない書籍までその時の気分で買いすぎてしまうのだ。AmazonのKindleは書籍の返品も出来るので、それを利用して買いすぎた本も返していたが、返品が多すぎるということでAmazonの裁量によりそれが断られるようになってしまったことも大きい。おかげで気付いたら今月の本代の支払いが7万ちかくにたっしていた。一冊読んでから次の本を買うということを意識しないと、とんでもない無駄遣いをしてしまう。本が欲しくなったら3日ぐらいは考えて買うのも大切だ、でもそれだと電子書籍の手軽さが下がってしまう。そんなわけで何冊かまとめて買ったら、それを終わらせるまではネットで情報を調べて補う努力が一番大切かもしれない。本に載っていることは大概既にネットに載っているので、分厚い洋書のプログラミング本を買って挫折するぐらいならネットで調べたほうが手っ取り早かったりすると思う。いくら評判の良い本でも買いためて読まなかったら、ネットで調べた人より知識にならない。つまり私が一番、強調したいことは分厚いプログラミングの書籍なんて買っても読めないから、電子書籍で買う前にネットで調べたほうが良いということである。そんなわけで買ってしまったものはお金を支払わないといけないので仕方ないが、就労以降支援に通っているときは、あの仕事につきたいからこれ勉強する、でもこっちの仕事も気になるからと本を買いすぎてしまう焦りが自然と生まれていた。今はIT関係で未経験でも可能な仕事ということを意識して、まずVBAをやって、余った時間を自転車に乗って鬱の解消に努めている。お金をどうしても使いすぎるならMoneyForwardなんかの家計アプリを使うのも一考だが、さてどうしたものか。
3ヶ月以上、電子書籍しか買ってない私が思う電子ブックの明と暗
電子書籍って本としての物理的実態がないから、手軽に読めるけれど、無駄に買いすぎても実態がないから気にならずに買いすぎてしまうという明と暗について書きました。