「ExcelVBA[完全]入門」という本はExcelの入門書でAmazonで評価の高かった古川順平さんの著作の実質上のリニューアル本になります。VBAのことを一通り網羅して解説していて、しかも一つ一つの説明に短いサンプルコードがちゃんとついています。Excel VBAは配列を扱うオブジェクトが扱いづらい面がありますが、そういう部分はちゃんと扱いづらいけど、こういう方法でしか扱えないんだよといった説明の仕方をしていて、正直にVBAの特殊な部分はVBAの場合はこうするんだよと書かれていて好感が持てます。他のプログラミング入門書なみに厚いので、たかだかアプリケーション内だけで動くスクリプト言語にこんなに覚えるのかと思いますし、他の言語と違いが大きいので通して読むだけでなく自分でコードを入力してみないとなかなか覚えられないと思います。しかしExcel VBAのより実践的な長いコードが載っている本で学んだ知識を活用出来るように現在、トライ中なんですが、分からないところをこの本で調べると、なるほどそういうことかと合点がいくことが多いです。ちゃんと言語仕様と標準オブジェクトライブラリを網羅して書かれているからだと思います。そんなわけで、言語仕様に偏った解説ばかりの本やいきなり言語仕様の説明なしにサンプルコードが出てくる本よりも、解説を読んで、そのサンプルコードで試せるこの本が私には合っていました。VBA入門書としておすすめです。
私は「ExcelVBA[完全]入門 」という本でVBAの基礎を身に付けました。
Excel VBAの勉強で私が使った本を紹介します。
![私は「ExcelVBA[完全]入門 」という本でVBAの基礎を身に付けました。](/content/images/size/w2000/2023/05/CleanShot-2023-05-11-at-11.01.03.png)