この本、日本では翻訳されてないけれど、他の国向けの翻訳本はわりと何カ国語版も存在するようです。オーライリーらしく非常に丁寧に説明してあり、英語も読みやすい文です。そして何よりもNumpyやPandasの使い方も非常に丁寧に説明してあるところに好感を持ちました。先日、Pandasクックブックという翻訳本を買いましたが、実行コードの解説はあまり詳しくなくて読み途中で放置していました。この本はExcelとPandasを使う事を前提に実行コード、実行結果、コードの解説というふうに順番に丁寧に解説されているので、ExcelとPandasを組み合わせて使いたいけど、Pandasの良い入門書がないとお悩みの方に丁度良いのではないでしょうか。この本のなかでVBAとPythonを比較して、Pythonのメリットとしてテストコードが書ける。gitでバージョン管理出来る。読みやすいPythonのコードで書ける。大きなデータを柔軟に扱える。などの点をあげています。VBAはExcelに出来ることは何でも出来るけれど、構文が現代の多くのプログラミング言語と異なっていて、私はVBA完全入門という本の途中で挫折気味です。同じ事が出来るならPythonでやればいいし、実際に自分でマクロを書いてその成果を見せれば、技術に詳しくない人にとっては、Pythonで書かれてようとVBAで書かれてようと、業務の効率化に取り組める人材として評価してもらえるのではないかと考えています。一度は一般事務に就職先を絞りましたが、現在はIT関連職種に幅広く対応できるように、ネットワークの事やサーバーの事、型付き言語の事など色々と勉強してます。そのせいで精神的に疲れて就労移行支援はお休み中なので、業務効率化を実際に出来るツールを作るべく休み休み勉強しています。
Python for Excelという洋書が思いのほか良書
Python for Excelという洋書が思いのほか良書なので、紹介してみました。
